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野菜の栄養素と食物繊維との不都合な関係


ご訪問頂きありがとうございます。

 

 

最近は野菜をローフードでいただく方が増えています。

 

 

ローフード!?

 

ローフード(raw food)とは

 

加熱を避け素材そのもののビタミン、ミネラル、酵素、フラボノイド etc…を効率よくいただく健康とキレイを意識した食スタイル。

 

 

とは言え…スタイルだけにとらわれて野菜の構造を知らなければ非効率な食べ方になってしまいます。


 

今回のテーマは人間にとって必要な栄養素。そして…それを阻む食物維質との関係について書きたいと思います。

 

 

野菜の細胞と細胞壁

 

これは野菜の細胞イメージ図。

 

私たちがいただくビタミン、ミネラル、酵素、フラボノイド etc…

 

総称して栄養素とは野菜の細胞をいただいていることなのです。

 



そして細胞のまわりの濃い部分が細胞壁。

 

実際は四方八方ぐるりと包み込み細胞を守る防御壁の役割を果たしています。

 


これを食物繊維と呼んでいます。

 

 


食物繊維

 

植物にとっての細胞壁(食物繊維)の役割は主として形を形成するための骨格と細胞の防御

 

 人間に例えたら骨…特に重要部位を守る頭蓋骨のイメージなのでしょうか!?

 


本来の役割からもわかるとおり、細胞壁(食物繊維)は私たちが想像するよりはるかに硬く丈夫なのです。

 


更に食物繊維はセルロースが主成分のため人の消化酵素では消化できません。


 

 つまり、人の一次機能では野菜の栄養素をいただくことはできないのです。

 

 

分かりやすいのがトーモロコシ。

 

 

トーモロコシの細胞壁もセルロース。

 

食物繊維を分解する酵素 セルラーゼを持たない人間が食べた場合…

 

翌朝トイレで感動の再会を果たすことはご存じの方も多いのではないでしょうか!?

 

 

栄養素を頂く2つの方法

 

セルロースを分解できない人間…

 

とは言え…人は二次的に栄養素をいただくことができます。

 

 

①噛む

 

 

これは説明することもなく、噛む回数(咀嚼 そしゃく)が増えれば、そのぶん細胞壁が壊れますので栄養素をいただくことができます。


 

 

②搾る

 

いただき方として、素材をすり潰し(細胞壁を壊す)搾ることにより栄養素が効率よくいただけます。

 

ジュース、青汁の考え方ということです。

 

 


噛む・搾る 吸収率の違い

噛む 

 

皆さんは食事の際、何回くらい噛みますでしょうか?

 

野菜の場合、30回ほど噛んで吸収できる栄養素は20~30%

 

 

ちょっとだけシュミレーションしてみましょう。

 

1、2、3、4,5… …29、30…

 

いかがでしょうか?

 


少しでも多く栄養素を頂こうと思えば…生活様式もスローライフでなければいけない様です。


 

せっかちな私には、かなりハードルが高そうです…


 

栄養素という面にスポットを当てると、私たち人間にとって細胞壁(食物繊維)は不都合な存在なのです。

 

 

搾る 

 

100% 細胞壁を壊すことは不可能でも搾った分の栄養素は≒100%吸収することができます。

 

ただし、ご家庭で実践すると多大な労力が伴いますし出来上がった生ジュースまたは生青汁は酵素の影響で変異しやすく腐りやすいので保存、作り置きはお勧めできません。

 

 

バランスが重要。

 

栄養面ではジュース、青汁の方が効率的ですが、噛むという行為は肉体的…特に脳にとっても刺激という大切な役割があるのです。

 

また、食物繊維も腸内細菌のエサ…便通促進 等…様々な二次的役割があることも分かってきました。

 


ただし私たちの身体を創る点においては、あくまで栄養素が主役です。


 

そういう意味では偏らずバランス良く選択していくことが重要です。

 

 

安全と質

 

安全と質という点でも不自然な栽培方法からできた不自然な野菜も多い訳です。

 

 


ジュースにしても加熱処理が行われ栄養素が失活ている砂糖汁が主流。

 

 


青汁においては、搾らず加熱処理を行っているものが主流ですから…

 

栄養素は細胞壁にとじ込まられたまま失活してるWパンチ。

 

 


流行り、スタイルだけにとらわれない直観力(本質を見抜く力)が必要です。

 

これらの裏事情は追々書いて行こう思います。

 

 


今日のところは…

 

人間にとって必要な野菜(植物)の栄養素と不都合な細胞壁の関係を知っていただけたらと思います。

 

 

ご訪問頂きありがとうございました。